なぜ産後に体型が崩れてしまうのか?
妊娠・出産を通して骨盤は広がり、歪んでいきます。妊娠中はホルモンの影響で靭帯が緩む為、骨盤は徐々に広がります。出産時には赤ちゃんを外に出す為に広がり、正常とはかなり逸脱した位置になります。一度破壊されると思ってもいいぐらいです。
骨盤というのは身体の中心で全身を支える土台のような役割を果たしています。骨盤が広がった状態では土台が不安定の為、うまく身体を使うことができなくなります。骨盤周りが緩んでしまい、緩んだ隙間に脂肪がつきます。また、姿勢も猫背になったり、お尻が出たり、ポッコリお腹になったりと崩れる為、体型の悪さが助長されます。
姿勢が悪くなることで、肩こりや腰痛などの症状を引き起こしたり、尿漏れや血行不良などのトラブルの原因にもなります。
これだけ骨盤の歪みとういのは身体に悪影響を及ぼすのです。ですので、産後の安静期間が過ぎたら、骨盤の歪みを治すように意識することが大切になってきます。
骨盤の歪みをチェックしてみよう
①座った状態で両方の足の指先を揃えて、足首と膝の内側をくっつけます。
②くっつけた両方の膝の前面を手で触り、上から見て、前後の長さの差を確認する。
③膝までの足の長さが短い側の骨盤が後ろへ倒れて歪んでいるとういう指標になる。
詳細はページ最後の動画をみて確認して下さい。
骨盤の歪みを自分で治す方法
①上記の検査であなたの骨盤の左右の歪み方がわかったら、短い側を治療対象とします。
②座っている状態でご自身で片側(短い側)のお尻に手を入れて、お尻の真ん中あたりでとんがっている骨、座骨を触ります。
③座骨が触れたらしっかり認識できるようにグリグリと座骨で座面を押し付けて下さい。
④手を抜いて、座骨に体重をかけるように意識して再度座り直して下さい。
⑤再度、歪みのチェックをすると、最初より足の長さの差が減って歪みが解消されているのがわかります。
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