下肢の運動連鎖②
腸骨後傾のパターン *腸骨後傾は距骨の後方移動と外方傾斜の動きと関連する為、下記の様な運動連鎖をとります。 *腸骨後傾パターンでは矢状面上で股関節は伸展、膝関節は屈曲、足関節は背屈の動きとなります。 *腸骨後傾パターンで…
腸骨後傾のパターン *腸骨後傾は距骨の後方移動と外方傾斜の動きと関連する為、下記の様な運動連鎖をとります。 *腸骨後傾パターンでは矢状面上で股関節は伸展、膝関節は屈曲、足関節は背屈の動きとなります。 *腸骨後傾パターンで…
仙骨後傾のパターン *仙骨の後傾パターンでは頚椎は伸展、胸椎は屈曲、腰椎は伸展の動きとなります。運動の方向も、パターンの動きと同じ運動をすることで、身体を効率良く機能させることが出来ます。 *脊柱の棘突起のライン上の皮膚…
人にはそえぞれに適した体の使い方、運動の方向があります。例えば、Aさんには首を曲げる運動をした方が動きが良くなり、逆にBさんには首を伸ばす運動をした方が動きが良くなるといった具合です。 リハビリの業界ではカウンター理論と…
立位における体幹機能として、側方移動(左右への荷重)に対して、体幹はどのよな筋活動を行うかお伝えします。 ①立位での側方移動は距離の増大に伴い移動側の内腹斜筋群および非移動側の腰背筋群が増加します。反対に移動側の腰背筋群…
②前方リーチと後方リーチにおける体幹機能 1.座位リーチで前外側方への移動は反対側腰背部が増加します。 2.座位リーチで後外側方への移動は反対側腹筋群が増加します。 *ここが注意点 臨床で勘違いしている場面として、腹筋の…
座位の姿勢の変化における、体幹の筋活動がどうのよう起きているか把握することは、評価・治療展開する上でとても重要です。今回は各姿勢の変化に応じた具体的な筋活動をお伝えします。 ①側方リーチにおける体幹の筋活動 ・側方移動…
姿勢の変化は脊柱だけではなく、下肢や上肢の位置関係や動きに関与してきます。今回は脊柱の各部位がどのように関係し合っているかお伝えします。 ①腰椎前弯角と腰仙角は相関性が高い これは腰椎の湾曲には骨盤の傾斜の角度の影響が大…
ハムストリングの主な機能として、股関節伸展と膝関節屈曲作用が挙げれます。しかし、立位など足を床につけた荷重位での運動(いわゆるCKC)では、膝関節屈曲作用ではなく、反対に膝関節伸展作用として働くことを知っていますか? な…
トレンデレンブルグは歩行の片足支持期に、支持側と反対側(遊脚側)の骨盤が下がって傾く現象です。多くは外転筋の筋力低下、とくに中殿筋の筋力低下が要因で起こるとされています。しかし、外転筋とは反対の作用をもつ内転筋群の筋力低…
安定した歩行をするのに欠かせない筋肉、【大腰筋】についてお伝えします。 大腰筋の機能解剖 大腰筋の走行の特徴として身体重心(S2)を覆うように走行しています。その為、この筋肉が機能的に働けば、重心のコントロールがしやすく…