体幹の運動連鎖②

仙骨後傾のパターン

*仙骨の後傾パターンでは頚椎は伸展、胸椎は屈曲、腰椎は伸展の動きとなります。運動の方向も、パターンの動きと同じ運動をすることで、身体を効率良く機能させることが出来ます。

*脊柱の棘突起のライン上の皮膚を上記の矢印の方向へ誘導することで、動きを誘導することが出来ます。リハビリの業界で皮膚誘導という、評価・治療テクニックになります。

仙骨後傾と肩関節パターン

仙骨後傾パターンでは肩関節は屈曲・内転・内旋の動きとなります。運動の方向も、パターンの動きと同じ運動をすることで、身体を効率良く機能させることが出来ます。

仙骨後傾と足部・足趾の関係

*仙骨後傾パターンでは距骨下関節回内と足趾の第4・5趾伸展の動きとなります

鑑別方法

自身の身体のパターンが仙骨前傾、仙骨後傾のどちらのパターンなのか鑑別する方法をいくつか挙げます。

①パターン別の皮膚誘導を行い、歩行した際の安定性、歩行効率の変化の良し悪しで判断する。(ある程度、専門的な知識、テクニック、判断する目が必要になってきます。)

②足趾の第4・5趾を屈曲させた状態、伸展させた状態どちらの方が下肢挙上の重力感が軽いで判断する。またはSLRの抵抗感で判断する。

③仰向けで肩関節(上肢)をパターン別の肢位にして、呼吸時の上位胸郭の拡張または呼吸のしやすさで判断する。または自身で下肢挙上をして重力感で判断する。

④パターン別の運動をした後に体幹の前屈をして、しやすい方で判断する。

例えば、首を曲げる運動をした後と首を伸ばす運動をした後で体幹前屈する。→首を曲げる運動をした後の方が前屈しやすい。→頚部屈曲で身体の動きが良くなる。→仙骨前傾パターンと判断する。

以上のようにご自身で判断する場合は、③または④の鑑別方法で評価して判断して頂ければと思います。

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理学療法士として病院勤務するかたわら、健康予防にも力をいれて、沢山の人々を健康にして日本を元気にしたいと活動中! また、リハビリ難民にリハビリ提供をしてサポート活動も実施しています! 主な資格 国家資格理学療法士免許 FCTアドバンストレーナー(フットケアトレーナー) jccaアドバンストレーナー(日本コアコンディショニング協会) ひめトレインストラクター(骨盤底筋エクササイズ) 田邊セラピー認定者(CI療法) キネシオテーピング基礎コース修了 関節ファシリテーション(SJF)基礎コース修了 日本妊活協会導入コース修了