人間の体は約70%が水分でできているといわれています。
そして、汗や排便・排尿などの排泄よって体から毒素を出しています。
これだけでも常に体に水を入れて循環させる必要性がわかりますね。
代謝を上げるのにも水は重要
人間は自身の体を良い状態に保つために、常日頃から代謝を繰り返しています。
そして、この代謝とは水を使って行う化学反応(加水分解)、なので体の中に水が十分にないといけません。
*加水分解=反応物に水が反応して分解生成物が得られる反応のこと。
つまり、糖や脂肪など、貯め込み過ぎると体に有害な物質は、分子レベルで水に溶けやすくして体から排泄しやすくしてくれるということです。
一日に飲む水の量の目安は?
以前は、健康の為に一日2リットルは飲みなさいと書かれている書籍もありましたが人によって体型は個体差があり、具体的ではありませんよね。理想の水分量の目安としては
ご自身の体重×30mlです。
体重60㎏の人ならば60×30=1.8mlの水分摂取が理想。
体重80㎏の人ならば80×30=2.4mlの水分摂取が理想という具合です。
水分ならなんでもいいの?
基本的に水(ミネラルウォーター)以外は水分に含まれません。ジュースやコーヒーはもちろんですがお茶も水分になりません。
理由としては
①水以外のものは体内に吸収させる時間が長い
②ジュースなどの清涼飲料は糖分を分解するために水分を使い、また肝臓に負担がかかる
③お茶やコーヒーはカフェインなど利尿作用があり、水分を排泄させ、また肝臓や腎臓に負担をかけます。
以上のことから水を飲むようにしましょう。
飲水の温度も大事
水だからといって冷たい氷水は飲むことはなるべく避けましょう。
冷たい水は腸内の温度を下げて、腸内の機能や環境を悪くします。
常温の水か可能であれば白湯を飲むことをおすすめします。
白湯を飲んで腸内温度を40℃以上にキープしとくと以下のメリットがあります。
①善玉菌が増えて働きやすくなる
②酵素が増えて働きやすくなる
これによって、細胞の質が高まり、体質改善にもつながります。
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