人が効率よく動けて、負担のかからない姿勢とはいかに【骨】で支えて姿勢をとれているかです。
今回は膝への負担を減らす立ち姿勢についてお伝えします。
①どこに体重がかかっているか?
立っているときに、唯一地面に触れている場所はどこですか?そう、足の裏ですよね。では、足の裏のどこに一番体重がかかっていますか?
つま先ですか?踵側ですか?
左右は?内側ですか?外側ですか?
姿勢を正すのにまず一番、大事なことは、ご自身で、体重がどの部分にかかっているか感じとることです。
では、どの部分に体重を乗せたら体への負担が一番少ないのでしょうか?
ポイントは【ウナ】と【脛骨荷重】です。
【ウナ】とは足首の両方のくるぶしを結んだ線の下の部分を指します。ここで体重を受けれると骨で体重を支えることができるため、無理に力を入れないで立つことができます。
【脛骨荷重】とは少し内くるぶしの方に体重を乗せることを意識することです。ふくらはぎの骨には外側にある腓骨と内側にある脛骨という2つの骨があります。内側にある脛骨の方が太く、丈夫なので、この骨で支えた方が安定します。注意点としてはあまり内側過ぎても負担がかかるので、意識として少しだけ持つ程度でいいです。
②膝の捻じれを修正する
膝の捻じれがあると、関節面の不適合が起こり、不安定になるため、無理な力がかかります。普段の姿勢から捻じれに対しても意識して立てるといいです。
ポイントは【膝のお皿とつま先の向きを合わせる】です。
つま先を真っすぐ向けて立ってみて、つま先に対して膝のお皿がどちらに寄っていますか?内側ですか?外側ですか?
つま先と向きが合うように、膝のお皿を位置を意識して立つと、膝の負担を減らして立つことができます。
以上のポイントを押さえて、膝痛を予防した姿勢を試してみて下さい。
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