寝ている姿勢で起きる腰痛、肩痛の原因の多くは【筋肉の緊張】によるものです。
寝ている姿勢なのに筋肉が緊張しているの?と思う方もいるかもしれないですが、実は寝ている姿勢でも意外と体の力が抜けていなくて無駄に力が入っている方は多いです。
この緊張をとく為に、寝ている姿勢も体に適した方向で歪みをとっていくことが必要です。その為に、まずご自身の姿勢の歪みがどうなっているか知ることが大切です。
姿勢の分類について
まず、人の体の歪み方は大きく分けて、下記の図のように、四つに分けることができます。
タイプ①と③は体幹の上部と下部が同じ側に崩れている歪み方です。
タイプ②と④は体幹の上部と下部の崩れ方が左右反対の歪み方です。
そして体幹の上部と下部の分ける位置は下記の図の位置となります。
自分の体の歪みの判別方法
①寝ている姿勢で、先ほど示した図の位置にタオルいれて判別していきます。
②まずは体幹の上部の位置(図の赤いライン)の左右どちらか一方にタオルを入れます。タオルはハンドタオルくらいの大きさのものを三つ折りまたは四つ折りにして使用します。
③そしてご自身で足を上に上げてもらい、左右どちらにタオルを入れた方が足が上げやすくなるかを比べます。
④体幹の下部の位置(図の青いライン)でも②、③と同様な判別を行います。
足があげやすくなったタオルの位置が、身体の崩れている方向となります。タオルを入れたことで崩れが緩和されて、無駄な力が抜け、足が効率よくあげやすくなったのです。
普段、仰向けて寝ている時も足があげやすくなる位置にタオルを入れてあげることで、体の緊張が抜けてリラックスした状態で寝ることができます。すると、寝ている姿勢でおきる腰痛や肩痛を緩和させることができます。
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