体を反らした時に出る腰痛は腰のマッサージをしてもほとんど治りません。
そのような腰痛の原因は、腰などの体の背面ではなく、お腹などの体の前面の筋肉が原因となって起きるからです。体の前面の筋肉が縮こまって固くなっていると、体を反らした時に伸ばされて痛みが出るのです。
なぜ腰に痛みが出るの?
体の前面の筋肉の痛みが何で後ろの腰の痛みに繋がるんだ?と疑問に思う方もいるかと思います。それは筋肉がくっついている所が関係しています。
体の前面の筋肉で腰痛の原因になりやすい【大腰筋】というのがあります。この大腰筋の起始(筋肉が始まる所)は主に腰の背骨に筋肉がくっついている為、この筋肉のストレスが背骨へのストレスに繋がり、それが腰痛へと繋がります。
大腰筋の具体的なイメージは図を見て下さい。ちなみに大腰筋と腸骨筋を合わせて腸腰筋と呼び、一括りにされることも多いです。
改善方法は?
ズバリ、大腰筋の柔軟性を高めることです!!簡単なストレッチ方法を下記に記します。
1:仰向けでのストレッチ
①仰向けて片方の膝をお腹につけるように抱え込む。
②反対側の足は浮き上がらないように真っすぐ伸ばす。もしくは可能であればベッドの下に足を垂らす。
③腰が浮いたりしないように注意。
片方15~20秒で左右実施。膝を抱えてない側の大腰筋のストレッチになります。
2:仰向けでのストレッチ②(ボール使用編)
①テニスボールを股関節の付け根に挟んで、ゆっくりと膝をお腹につけるように抱え込んで押し当てます。
片方15~20秒で左右実施。膝を抱える側の大腰筋のストレッチになります。
腰痛でお悩みの方は是非参考にしてみて下さい。
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