痛みが現れる原因は大きく分けて3つあります。それぞれの痛みによって効果的な対応が変わってくるので注意しないといけません。
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①:機能低下によるもの
いわゆる筋力の低下などによって、関節や組織に負担がかかって起きる痛みです。対応策としては運動療法を行い、機能の向上を図ることです。
②:構造的破綻
①の状態を放置していると、関節などはどんどんすり減って、変形していきます。いわゆる変形性膝関節症や骨折などが該当します。構造的な変化が生じたことで、それ自体の痛みと、体の一部分に負担が蓄積された痛みが起きます。一度、構造的破綻が起きてしまうと元に戻らないだけではなく、運動療法の効果も下がります。対応策としては外科的手術を行い、構造的破綻を取り除くことです。
③:炎症
いわゆる、腫れ(浮腫)や熱感です。なによりも脹れは取り除くのが第一優先となります。その為、この状態での運動療法は余計に体を壊し、痛みを増悪させる可能性があるので避けたほうがいいです。対応策としては安静、注射、内服や超音波などの非温熱、RICE処置などです。
まずはこの3つのタイプであなた自身の痛みの原因・状態を把握して、適切な治療を選択することが大切です。
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